自力で包茎を治す方法
包茎はクリニックなどを受診して手術で包皮を切開して治しますが、病院に行くのは恥ずかしい、治療を受ける時間がないなどの理由で、自力で治すことを試みる人がいます。
確かに軽度の症状の場合は治ることもあり、自分で治す器具もあります。
方法としては軽度な場合は、お風呂などに入った時に石鹸などを付けて滑りやすくして、徐々に亀頭が出るくらいに剥いていく方法、他にもネットなどで矯正器具を販売していて、包皮に装着することで包皮が亀頭を露出した状態でとどまるようにするものがあります。
矯正器具には病院でも使用するケースもありますが、市販で購入すると誰にも知られず治療することができます。
ただしこれらの方法は成長期が終わっていない20歳前後の人に適用されていて、年齢の高くなるにつれて結果は出なくなります。
このような包茎を自分で治す方法はありますが、実施しても効果が出ないことや体に悪影響が出るリスクもあるので、実施する時には慎重に検討する必要があります。
包茎を自分で治すリスク
包茎を自分で治す方法にはリスクを伴います。
自分でお風呂などで剥く方法は、つい無理やり剥いてしまい包皮が傷ついたり裂傷を起こすことがあり、傷ができるとそこから細菌などが侵入して感染を起こすと痛みや腫れが起こり、時には発熱などの症状もでて、結局病院に行かなければならないこともあります。
ネットなどで購入できる器具も正規の医療用具ではないので粗悪なものもあり、効果が現れないことよりも無理な矯正で、包皮や亀頭に傷がついたり、矯正が原因で亀頭が締め付けられて壊死する危険もあります。
傷や出血などになると、症状が軽い仮性包茎でも状態が悪化して真性やカントン包茎に移行することもあるので、治療が必要のない仮性包茎を興味本位で治してみようとするのも危険です。
包茎は人に話しにくい、治療を受けるのは恥ずかしいと感じることはわかりますが、現在のクリニックはプライバシーの配慮が万全で相談しやすくなっています。
まずは自分で治そうとせずに医療機関に相談することをお勧めします。
まとめ
包茎は医療機関を受診せずに自分で治す方法はあります。
お風呂でゆっくり剥いていったり、市販の矯正器具などを装着する方法ですが、いずれの方法もリスクが発生します。
自分で無理に剥くと傷や裂傷を起こして出血したり、矯正器具は正規の器具ではないので、効果が現れなかったり無理な矯正で亀頭にダメージを与えることがあります。
包茎は自分で治すことを試みるとかえって悪化することもあるので、まずは医療機関に相談することが大切です。